SRT訓練

PCCでは、2020年5月30日(土曜日)10名(濱田、臼倉、川野、池田、林田敦、林田仁美、渡邉、澤木、今野、白石)でSRTの訓練を行いました。

最近PCCに入会したSRT初心者4名と前回のSRT実施から時間が空いた1名が、上級者5名から訓練を受けました。
まずは器具の名称と用途をひとつひとつ確認しながら、SRT装備の正しい装着方法を教えてもらいました。
正しく装着できていないと安全な探索活動ができません。万が一、暗い洞窟の中で装備が外れてしまっても慌てずに対処できるように、慣れるまでは何度も練習が必要そうです。

SRT装備(使用の際はもちろんカラビナをロックします)

初心者が装備のレッスンを受けている間に、上級者グループが上からロープとワイヤーラダーを準備してくれていましたので、器具の装着後は準備運動をして早速上昇・下降のレッスンに移りました。
まずは上級者の手本を見た後で、初心者たちもトライ。万が一失敗して落ちても痛くない程度の高さで昇降の練習をした後、一番上まで登って降りるを繰り返しました。
実践を意識して練習することが大事です。洞窟ではロープが一本しかないことが多いので後の人を待たせないように速やかに、かつ慌てず正確に移動できるようになる必要があります。

SRT訓練の様子

昇降の練習の後は、ロープワークのテクニックを学びました。結び方と使い方をマスターすれば、SRT装備がない時でもロープ一本で昇降することができます。
インラインフィギュアエイトノットという足場がない時に簡易の足場がロープで作れるというロープワークを習得しました!

インラインフィギュアエイトノット

今回、初心者たちは上級者のお墨付きをいただきました。教えてくださった上級者の皆様、ありがとうございました。
来週は洞窟にてSRT訓練・実践編です。

(白石未希 記)