婆々穴SRT練習&3D測量

PCCではSRT訓練および3D測量を目的として、2026年2月28日(土)、静岡県富士宮市の婆々穴にて活動を実施した。
当日の参加者は林田、今野、小竹、臼倉、柏木、川崎、大塚、亀田、松尾、兼目の10名である。各自の車両にて9時半頃に洞口付近へ集合し、10時頃より活動を開始した。

到着後、まず今野が降下用ロープのセッティングを行い、その後、各自SRTにより洞内へ降下した。洞内は壺状の構造となっており、洞口は狭小であるものの、数メートル下降すると想像を超える広大な空間が出現する。洞内は外気よりも温暖かつ高湿度で、ヘビやカエルなどの生物も多数活動していた。

林田、今野は午前中で活動を終え帰路についた。
臼倉、川崎、兼目、亀田、大塚の5名は、全長約1,000mに及ぶ最奥部への探索を実施した。往復約120分に及ぶ行程では、中腰や匍匐前進を要する区間も多く、高温多湿の環境下での活動となったが、洞内の広大さを実感することができた。

柏木、松尾は獣骨および洞穴生物の調査を行った。
温暖な環境条件のもと、希少なホラヒメグモ類や虫草を確認することができた。また、保存状態の良好な獣骨も認められ、今後の詳細な調査によってさらなる知見が得られることが期待される。洞窟は単なる空間ではなく、学術的価値を有するフィールドであることを改めて認識する機会となった。

小竹、亀田は3D測量を実施した。
今回の測量成果により婆々穴の3Dモデルが完成し、洞内構造の解析に繋がる貴重なデータが蓄積された。

また以下に、竪穴への初入洞となった兼目の所感を紹介する。


今回はわたしが半年間ずっと夢を見てきた、記念すべき竪穴デビューの日でした。

わずか直径3メートルほどの洞口からは想像できないほどの巨大なホールの出現に目が飛び出そうになりました!

さらに全長1キロにも及ぶ、これも初めての溶岩洞窟探検もワクワクしっぱなしでした。

このスケールがこれから体験できるかと思うと、ワクワクが止まりません!
無事に怪我なく終えることができ、サポートいただいたメンバーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


探索後は各自SRT訓練を実施し、16時頃に活動を終了した。
来る瀧谷洞での活動に向け、技術の向上および安全管理の確認を図る、実り多き一日となった。

(松尾記)