PCCでは新洞探索を目的として、2025年11月30日(日)、檜原村の探索を実施した。
当日の参加者は、芦田・亀田・今野の3名。駐車場に集合後、ブリーフィングを行う。
檜原村に洞窟のイメージはなかったが、PCCでは以前いくつかの洞窟を発見しているとの事で、地質図を見ても比較的大きな石灰地層に心が躍る。本日は芦田会長が目星をつけている複数の箇所を見て回るとの事だった。
地質図で位置を確認しつつ、目的のポイントに移動し、枯れ沢を登っていく。芦田会長は本流、亀田と今野は支流沿いに確認していくこととした。
途中ヤマドリやノウサギが走り去るのを見かけ、自然の豊富さを実感するが、ざれた斜面の転石は石灰岩が混じっている程度だった。本当に石灰岩の母岩があるのか?と半信半疑で急な斜面を上り詰めると尾根が全て石灰岩で真っ白!溶食も確認でき、一気に期待度が上がる。

そのまま母岩沿いにトラバースを続け、いくつかの窪みを確認した。今までであれば、ただの窪みとスルーしていたが、ケイコク洞も人が通れない窪みをディギングして入れるようにした、との話もあったので念入りに確認していく。途中、芦田会長からトランシーバーで確認していた本流の源流地点を確認。二次生成物のある窪みは見つけたが、洞口までは見つけることができなかった。

この時点で11時。一旦尾根上まで上り詰め、トランシーバーで芦田会長と作戦会議を行う。地図を見ると亀田と今野はほぼ山頂まで上り詰めており、このまま縦走して2つ目の目的地まで行った方が近いことがわかったため、下山せずそのまま探索を続けることとした。
尾根上から山頂付近はほぼ平坦で、地図上では石灰地質であるが、その様相は管理の行き届いた杉林であった。
実はこの日は探索用にドローンを持ってきており、山頂でランチ休憩をしつつ、まずは動作確認をしてみた。手の入った杉林は小枝が少なく、FPVであれば飛ばしやすい。ランチ後に早速第二の沢に向かってみることにした。

第二の沢までの道のりも平坦で、目的のポイントまでは山頂から5分も掛からなかった。涸れ沢も土の被覆度が高く、上からでは母岩が露出しているかもわからなかった為、まずはドローンで沢沿いを確認してみることにした。100m弱高度を下げて確認し、ところどころ露出した母岩の影を確認するが、二次生成物のあるような洞口らしき穴は確認できなかった為、ドローンの確認のみとした。

活動中終始電波が通じた為、芦田会長と相談して、アプローチ地点と反対側の林道まで迎えにきてもらうことに。亀田と今野はそちらを目指して下山を開始。
こちらは緩やか登山道が続いており、最初の尾根上までも楽にアプローチが可能であることがわかった。
林道で合流後、灯台下暗しの穴の位置を確認、ファンケイビングをしてこの日の活動を終了とした。


右:洞内アタック中の図
この日の活動では、残念ながら新洞を見つけることはできなかったが、最初に確認した尾根はかなりの広範囲に母岩が広がっていたため、二名では見切れなかった。
反対側の林道から極めて簡単にアプローチができることを確認したため、次回は人数を募って引き続き探索したい。
(今野 記)