向かい谷鍾乳洞ルート確認

PCCでは、ルート確認、SRT活動を目的として2022年6月22日(水曜日)埼玉県秩父市大滝にある「向かい谷鍾乳洞」に行きました。

メンバー
L濱田、SL内田、臼倉

10時40分 大血川新洞前で装備を整え、出発。

快適な沢歩きと巻き道が続く。

こちらの高巻きはトラバースになる所が怖いのでロープを出す。

ここから沢に下降する。
(ここまでは以前の活動で、濱田、林田、臼倉で来ていた。雨が降り出したので引き返した場所だ)

この後は快適な沢登り。

さらに滝を高巻くが、序盤の斜度と脆さが厄介な高巻きだった。
また少し沢を登り、たっぷり昼食タイム。
少し行き過ぎていたので、また沢を下降し、高巻きから戻る。

ガレた枯れ沢の急斜面を登ると、洞口があるはず。
梅雨だから水がちょろちょろ流れているのかな?
途中で正解は横の枯れ沢と気付いたが、トラバースするには急な為、四つん這いで150m登る。
梅雨時期でぬかるみ滑るので必死に踏ん張る。
雨が降り出してきた。
横の枯れ沢へのトラバースは濱田にロープをはってもらう。
先に濱田が様子見に行き、洞口発見の知らせがあり続く。
枯れ沢の急斜面を更に登り、右に行くと、ついに向かい谷鍾乳洞の洞口に出会えた!
場所はやや分かり辛く、洞口は小さい。入口から急な斜洞になっていた。
まさかこの下が60mの縦穴になっているとは。

濱田が以前、洞口を確認した時とは、地形が変わったようだ。
ガレ沢は土砂が流れ、土の急斜面になっており、登り口も土砂が堆積し、かなり印象が違うそう。

洞窟に入る時間がなく残念だが、今回は洞口の位置、ルート確認が出来たから良しとしよう。

15時 下山開始。
枯れ沢の長い急斜面も下山はお尻で滑って楽ちん。

行きに「帰りはここからは全て沢下降にしよう!」と話していたので、内田にATCガイドの使い方を教え初の懸垂下降。

雨で暗くなり、この先は巻き道の方が早いので、やはり巻き道で帰る事にした。
次回は時間に余裕を持ち、沢下降も楽しめると良いな。

洞口からの下降は早く、ロープを出したりとあれこれやったが2時間程?で大血川新洞に到着。
18時、活動終了。

今回のメンバーは瀧谷洞から1日休んで向かい谷鍾乳洞の活動を入れた為、なかなかハードだった(笑)
今回は活動開始時間も遅れたので、次回は前夜発にしてリベンジしたい。

(臼倉 記)