豆焼沢・瀧谷洞探検ケイビング

パイオニアケイビングクラブでは、2021年12月2日に埼玉県秩父市の豆焼沢にある瀧谷洞にて、瀧谷洞研究のためのルート整備、ルート確認を目的として活動を行いました。
メンバー(濱田、臼倉、内田)

7時 出発。
10時 第一洞口より入洞。
放水路の先から、下の大滝ホールを目指します。
水溜りの狭い通路を四つん這いで通過すると空間があり、その下が滝見台になります。
滝見台に降りるのに良い支点があったので50mロープを使用しSRTで滝見台に降りました。

2021年6月13日の活動で濱田、今野がルート確認をし、その時は濱田が滝見台まで降りました。

更に滝見台から大滝ホールへ降りるには、ロープと岩が当たる部分が直角になるので、シートを2枚重ねにし、更にローププロテクターを巻き三重にしました。

下の大滝を横目に気持ちの良い下降で、下の大滝ホールの中段辺りに降りました。
滝の水量も豊富で爆音が響き渡る圧巻の大空間でした。
爆光ライトを忘れ、滝の全貌を綺麗に写せず残念です。
上の大滝上部と、下の大滝下部は見えませんでしたが、現在、分かっている滝の大きさは以下となります。
上の大滝25m。
斜めの滝8m
下の大滝12m
下の大滝の下にも10mの滝があり、全長55mの段々式の洞内滝になります。
更に上の大滝の上にも新ルートがある事が分かっており、滝の全長が更に延びる可能性があるとか?今後の調査が楽しみです。

三子池、Mルートへのルート確認をしました。
この辺りは二次生成物が綺麗でした。
下の大滝ホールの下部への下降、更に水流のある所まで下降したかったのですが、時間を考え帰路へ。

13時30分 第一洞口より下山開始。ABCの片付けをし、
16時20分 駐車場着。

注意!
豆焼沢・瀧谷洞は、一般の方の入洞が禁止されています。

(臼倉 記)