大血川新洞練習ケイビング

2021年5月1日。
PCCでは中級者の練習を目的とし、L濱田、SL林田、臼倉、山田の4名で高岩洞を予定していましたが、林道が通行止めだったので急遽、大血川新洞に変更し活動しました。

12時過ぎに入洞。
大血川新洞は横穴ですが、SRT装備があったので、最奥部にある滝を登ってみる事にしました。
洞口付近の匍匐前進を抜けた後、開けた所でSRT装備を装着。
最奥までは水流がある狭いルートを匍匐前進で抜けます。
装備が引っかかりまくります。ここはやはり、SRT装備を付けたまま、大きなバックを引きずりながらは、かなり大変でした。

最奥ホールは沢山のストローがあり、とても綺麗です。

今回のお目当ての高さ7mほどの滝に到着。
ボルトは打ってあります。
ハンガーの方は綺麗でしたがボルトは錆びています。
林田がリードで登ります。
見た目、掴めるかなと思った岩は触ると柔らかく、岩も脆く、難しそうでしたが、上まで登りきりました。
滝上は行き止まりで、その横には2000年4月15日、NTCのプレートが置いてありました。
天井には頑丈そうな、懸垂支点があったので、それを使い下降しました。

以前の活動で大血川新洞に来た時は水量が多く、入口付近の小さい支洞は途中までしか入れなかったのですが、今回は水量が少なく、林田と山田で入ってみました。
狭いけど石と水が綺麗だったそうです。

小さい洞窟ですが、3時間近く堪能し、出洞しました。

(臼倉 記)