不二洞観光見学/白水の滝の水穴調査

 1989年9月24日(日)。雨のち晴れ。群馬県多野郡上野村川和にある不二洞で洞窟探勝及び、群馬県多野郡中里村(現神流町)の叶(かのう)山周辺でフィールド調査を行う。参加者は芦田、白幡、廣瀬の3名。
 当初の予定では埼玉県秩父郡大滝村の豆焼沢鍾乳洞へ行くはずであったが、天候が悪化して雨が降り始めたため、上野村にある不二洞の見学と、中里村の叶山周辺でのフィールド調査に変更することにした。ちなみに県境を越え、群馬県に入ったとたんに天候は回復し、快晴となった。
 不二洞は全体的に泥が多く、なんとなく倉沢鍾乳洞に雰囲気が似ているが、二次生成物は倉沢鍾乳洞より多く見ることができた。なお、洞内で探勝コースを整備していた人に不二洞のことについて、色々と話を聞くことができた。メインの観光ルート以外にも、いくつかの支洞が存在することや、その支洞の入口の場所。そして、それらの支洞にケイビングで入洞してもかまわないことなどを教えてもらった。
(芦田 記)