倉沢鍾乳洞探検ケイビング

1984年8月26日(日)。晴れ。東京都西多摩郡奥多摩町倉沢の倉沢鍾乳洞で第30次探検ケイビング、倉沢の水穴で第1次探検ケイビングを行う。参加者は芦田、白幡、深田の3名。
 午前中は、倉沢鍾乳洞の新支洞探索。まず、『秩父への抜け穴』では、下層部への連絡支洞を確認できず。次に『三日月穴』(-5mでは、コウモリの骨を確認。そして、『一の門』手前の上部支洞では、約2時間の作業の結果、狭洞突破の可能性あり(次回の課題)。
 午後から倉沢の水穴に移動。江戸川ケイビングクラブの本田氏も加わり、約3時間の作業の結果、かなり水位が下がる。次回には奥の水没部を突破できるかもしれない。
 なお、今回、初の試みとして、洞内のゴミを回収したところ、予想以上の量であった。今後も回収を続け、自然保護に努めたい。会員諸氏もご協力を! また自然といえば、この日は倉沢の林道にて多くの野生動物を見かけたことを付記しておく(アベックの熊や猿)。
( 深田 記)