PCCでは、瀧谷洞研究のためのルート整備、ルート確認を目的として2023年11月26日(日)埼玉県豆焼沢にある 「瀧谷洞」にて、ケイビングを行いました。2023年最後の瀧谷洞の活動でした。
参加メンバーは、L濱田、SL今野、川崎、飯島、小竹、白石の6名。
ルート
第一洞口(9:00)→大聖堂(9:30)→下の大滝(10:00ころから順に下降)→下の大滝(11:30ころから順に登り返し)→大聖堂→第一洞口(14:30)
2023年6月25日の活動時に確認した下の大滝付近の探検の続きである。
11月25日(土)
23時ごろに出会いの丘に到着。とても冷えており瀧谷洞のシーズンの終わりを感じる。寒いけれど、すこしだけ乾杯。今年最後の出会いの丘での宴会を楽しんだ。
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11月26日(日)
いつも通り5時起床、6時出発。出発時はまだ暗いが歩いているうちにだんだん明るくなった。土の凍結や落ち葉で歩くペースが上がらない。第一洞口には8時45分ごろ到着。それぞれ支度をし、入洞。
今回の活動では大聖堂の右手前の穴から下降する。前回(2023年6月25日)の活動では近くの岩にロープを巻き付けて支点をとったが、今回は新しくボルト打ち支点を取ることにした。濱田がボルトを打つ。
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濱田に続き今野が下降する。50mロープで一度に下の大滝の下部まで下降することができた。下部には同行方面に伸びる左右に匍匐で進めるほどの狭い支洞があった。狭いため一度SRT装備を脱ぎ今野がアタック。道を阻む石をどかしたり、ディギングしながら匍匐で進むと少し広い空間に出る。下が泥状だったため先が埋まっている事を想像しつつもさらに先へ進む。
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再び狭くて通れない穴があり、泥をかき分けて先へ進む。匍匐途中に穴があり、その下には小さい地底湖あり。小さいながらも水が澄んでて綺麗。その先へ進むと泥が流れ込んだ地底湖があり行き止まり。今野によるディギング後は匍匐で進みやすく、下の大滝下部からの往復で10分もかからない程度であった。
全員交互に地底湖まで確認しに行き、順次ロープで大聖堂に登り返しを開始する。 40メートルほどの登り返しかつ、途中は壁がムーンミルクまみれで登り返すのには時間がかかった。また、大聖堂から下の大滝下部までは距離があり、かつ滝の音で声はかき消され、ホイッスルの音もかなり聞こえづらくコミュニケーションがとりづらかった。
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登り返した者から順に出洞する。50mロープは濱田と川崎が回収した。14時~15時の間に全員出洞した。
今回使用した50mロープ(濱田所有分)はABCに残置した。ゴミ袋の匈奴により持ち出しはできなかったが、ABCの廃棄物をまとめたので2024年度の活動では廃棄物の回収を進める。
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(白石 記)
注意!
豆焼沢・瀧谷洞は、一般の方の入洞が禁止されています。