豆焼沢・瀧谷洞探検ケイビング

PCCでは、瀧谷洞研究のためのルート整備、ルート確認を目的として2022年9月11日に埼玉県豆焼沢にある 「瀧谷洞」にてケイビングを行いました。

参加メンバー 4名
L 濱田、SL 内田 、SL 臼倉 、白石

2022年5月29日に発見された「処女の池」。
7月20日に第一回目の調査に入り「処女の池」の先には2倍ほどの大きさの地底湖、その先には空間がある事が分かった。
まだ続く可能性があり調査が期待される支洞である。
しかし発見時は水深60cmとの事だったが、前回は足が届かないほど水量が増えた為、濱田しか確認出来ていない。
地底湖の途中、水面に顔をつけて岩をくぐる為、今回はメンバー全員が5ミリのウェットスーツ、ゴーグル、水中ライトを持ち、先の調査を進める為、アブミ、ロープ、トランシーバーを持ち二回目の調査に入る。

朝6時、出発。
毎度の事ながら、アプローチ上で土砂崩れの箇所があった。
川もかなり増水し、いつも休憩で使う場所が浸水している。
ABCと洞口下も大きく崩れていた。河原で見覚えのあるロープを発見。岩場に設置してあるロープが切れてしまったようだ。

河原でウェットスーツに着替え出発。
洞口手前のロープは岩場上部から切れて無くなっていたが登れるメンバーだったので問題なかった。
内田がロープを取り替えている間に女性陣は先に獣骨ホール下へ向かう。

「最初の池」も陸地が無くなる程、水量が増えていた。

獣骨ホール下からSRT登り。
上部は狭くなりヌルヌルなので登り辛いうえ、ウェットスーツを着ていると動き辛く、いつも以上に時間がかかった。

「処女の池」に到着。
アプローチの段階で地底湖は素潜りになるのだろうと薄々気付いてはいたけど…想像以上に大きく、深くなっていた。
前回7月との比較画像。

白石が水深を測ってみる。
こちらの地底湖は奥に行くほど深くなる。
手前が水深約3.5m。
途中から水深4m以上。奥の地底湖で5mくらいと思われる。
つまり発見時より約3mほど水位が増えた事になる‼︎

白石がスマホで測量した結果、奥行4.43m。幅2.11mである事が分かった。
高さは5mまでしか測れないので分からなかった。
赤黄色での写り込みは人物で、こちらが獣骨ホール側となる。
SRT支点から見ると、ホールの奥行は6mくらいと思われる。

ゴーグルと水中ライトを付け、まず濱田が入る。
途中の岩をくぐるにはかなり潜る必要があるが、ウエイトがないとウエットスーツの浮力で体が沈まないので潜れない。
先の調査は諦め少し泳いで遊ぶ。
結果的にウェットスーツを着ていても冷たいものは冷たい。
ただ「処女の池」とその先の地底湖の距離の往復であれば何とか耐えられそう。待ち時間は寒かったが、いつもの装備で濡れるよりは随分マシだった。

こちらのSRT残置ロープが傷んでいるので内田がロープの取り替えをする。プロテクター、バックアップも追加した。

下降し、「最初の池」も少し泳いで帰る事にした。

その先はチムニーをせず、川を歩いてみた。
出洞し、川で装備を洗い着替えて下山。
17時 活動終了。

今回、2回目の調査では「処女の池」の先に行く事は出来なかったが、水量が増えた美しい地底湖を見る事が出来、感動した。
地底湖先の調査はまた来年リベンジしたいと思う。
渇水期を選ばないと、このルートは攻略出来ないと実感した。
またウェットスーツを着ているからこそ、普段は入らない地底湖や川も歩けて楽しい活動となった。

(臼倉 記)