石舟沢鍾乳洞第8次測量

 1997年11月2日(日)、埼玉県秩父郡大滝村(現秩父市)中津川支流石舟沢の石舟沢鍾乳洞で第8次測量を行う。参加者はPCCより芦田、山西の2名、麻布大学探検部の森本充氏、麻布大学学生の村上理恵氏、立正大学探検部の阿部英明氏、法政大学探検部OBの植草禎浩氏の計6名。
 測量班を2チーム編成し、午前10時より入洞、測量開始。青龍の泉より奥の迷路状になったボアパ支洞の測量を行ない、ほぼ予定目標を終了できた。
 今後の測量地点としては、青龍の泉上部のショートカットルート及び、それより続く天井部付近のルートと水平クラック支洞である。
 また、今回の測量で、まだ未探検ルートがあることが判明した。白龍の滝ホールの下流部側上部に開口する旧主洞と思われるルート。石畳ホールから北に延びるクラック状のルート。そして、水平クラック支洞。どれもこれも簡単には入洞できないが、総延長の伸長に貢献する可能性が大きいので、今後の課題としたい。
(芦田 記)