有毒ガスの洞窟を探検

●雑誌名
 ナショナル ジオグラフィック
 日本語版

●号数
 2001年5月号

●出版社
 株式会社
 日経ナショナル
 ジオグラフィック社

●判型
 A4判

●定価
 900円

●ページ数
 カラー見開き16ページ

●お薦め度
 ★★★★★

●入手困難度
 ★

●内容
 メキシコ・タバスコ州のアルマンドロ川上流に「クエバ・デ・ヴィラ・ラース(光の差す家の洞窟)」はある。石灰岩体にできた洞窟だが、そのでき方は普通の石灰洞とはまったく違う。洞内で硫化水素を多量に含んだ泉が湧きだし、その硫化水素を微生物が酸化させて硫酸を作りだす。それが石灰岩を溶かして、洞窟を広げているのである。場所によっては有毒なガスが溜まって非常に危険な洞窟である。
「ナショナルジオグラフィック日本語版」のバックナンバーは「日経ナショナル ジオグラフィック社」でも購入可能だ。幸い、この号はまだ売り切れになっていない。また、「ブックオフ」などの大型古書店で古本として置かれているので、入手はそれほど困難ではない。