稲村岩鍾乳洞探検ケイビング

 1985年12月22日(日)。晴れ。東京都西多摩郡奥多摩町日原で稲村岩鍾乳洞第3次探検ケイビングを行う。参加者は廣瀬、深田。
 前回の探検において、時間切れで、やり残した第3の難所のディギングを行う。30分程かけて、洞床を掘り下げたおかげで、天井から垂れ下がる二次生成物を損傷せずに通過することが可能となった。
 その奥は第1のホールより、やや広いホールとなっており、つらら石、石筍、石柱など多数の二次生成物が見られた。そこは天井、洞壁、洞床など全体にわたって、水分が非常に多かった。ホールの行き先は完全に埋没しており、ディギングするには作業効率が悪すぎる。
 なお、本洞と右に隣接する小洞窟との連結部を通り抜けることがてきたので、稲村岩鍾乳洞は全長約40mとなった。
(深田 記)