向かい谷洞窟探索/向かい谷鍾乳洞・ 登竜門の穴探検ケイビング

1985年2月10日(日)~11日(月)。曇り一時雨。埼玉県秩父郡大滝村大血川で向かい谷鍾乳洞第8次探検ケイビングを行う。参加者は芦田、廣瀬、白幡、深田の4名。
 初日は、洞窟探索や『登竜門の穴』(-20m)再調査に時間がかかりすぎ、悲惨な結果となる。出洞した時は、すでに日が暮れ、ランプを頼りに残雪の斜面を下山しなければならない。ルートを誤れば崖! おまけに遠雷とみぞれ! 一時は遭難を覚悟? 結局、無事に生還できたものの、PCC史上最悪のケイビングであった。
 2日目も、前日の精神的、肉体的疲労と残雪に阻まれ、当初の予定を大幅に下回る結果となる(『向かい谷鍾乳洞』最深部の水流調査。下流は8mで超狭洞となる。上流は作業しだいでは、のびる可能性あり)。
(深田 記)