倉沢谷新洞探索

パイオニアケイビングクラブでは、奥多摩の倉沢谷の崖探索を目的として2022年6月4日に新洞探索を行いました。メンバーは、臼倉、濱田、芦田、田島、宮本、土橋、松山、飯島(ま)、飯島(け)、植野、高井、林田の12名。

非常に荒れた倉沢林道を通り、駐車スペースに向かいます。普通車の車高ではなかなか大変なようでした。

さて、今回の探索予定地は主に2つ。
A)前回の探索より少し南側の、水穴〜倉沢鍾乳洞の間の崖
B)林道側の斜面
それぞれ、AチームとBチームに分かれて活動を行いました。また、司令塔として芦田が駐車場にて待機、無線の中継を行いました。

Aチーム:濱田、臼倉、林田、飯島(け)、飯島(ま)
Bチーム:宮本、田島、土橋、松山、高井、植野

Aチームの記録

AチームはSRT装備、各自ロープを抱えて崖の上までアプローチしました。難しい斜面はありませんが、落石が多いため要注意です。

崖の上まで到着したところで立木に支点をセット。各自SRTで降下を開始します。

林田は8mmの100mセミスタティックロープをSTOPで降下しましたが、ロープ径が細く、普通の使い方では十分な制動ができないため、カラビナを追加して少し特殊な使い方をしました。複数回往復して林道から見える大きな窪みをくまなくチェックしましたが、洞窟発見には至りませんでした。
途中飯島(ま)が合流し、高低差100m近くあるダイナミックなSRT降下を楽しんでいました。

臼倉、飯島(け)は2名チームで活動し、複数回往復しましたが成果なし。

濱田は50mロープ+30mロープを繋いで複数回往復、複数の小さな洞窟を発見しました。最後、残り数メートル下のところに穴らしきものを確認したようですが、ロープが足りずに次回持ち越しとなりました。

結局、Aチームでは小さな洞窟を複数発見したのみで、大きな洞窟発見には至りませんでした。

(林田 記)

Bチームの記録

林道に到着し、それぞれの希望をとられて山狩班が決定した。山狩班はCL宮本、土橋、松山、高井、植野、SL田島の6人で捜索となった。

今日のルートは宮本さんが捜索してみたい箇所を事前に考えていたようで、登る前に芦田さんと相談されていた。
私はフラッと山捜索を考えていた程度なので予め探したいところくらい探すべきだったなと反省。

ルートは登り口から300m程度斜面を登り、トラバースして目的の岩場を下降することとなった。目的の岩場を下降中に洞窟らしき箇所があれば捜索する考えだ。

登りだすとやはりきつい。はじめは林道を歩いていたが途中からは道なき道を登るため汗が滝のように出た。
200m程度登ったところで目標下山タイムの15時が厳しそうなためトラバース開始。洞窟が眠っていそうな目的の岩場に到着。
下降しながら洞窟を探すことになりましたが、ここで宮本から私に下降用ロープを張ることを命じられる。
呑気に下降用の装備しか持っていないため、皆さんからロープ設置用のスリングやカラビナを借りながら張ることができた。
私はフットループの代わり程度しか持参していなかったため、準備が甘かったと感じた。

下降中に岩場の間に高台のような箇所怪しかったので捜索。
しかし岩が脆かったので途中で断念。絶対なにかあると松山と話していたので次回こそはなんとしても台上を見たい。

14時頃に登り口に到着して15時帰宅組と別れた。
残ったメンバーで林道近くの穴ともぐら穴を堪能して帰宅。

次は目的の高度まで上がり捜索をしたい。もう少し装備を持っていく必要があると感じた充実した活動だった。

(田島 記)