大血川鍾乳洞・大血川新洞練習ケイビング

2003年10月4日(土)に埼玉県秩父郡大滝村(現秩父市)にある大血川鍾乳洞と大血川新洞に行ってきました。メンバーは、PCCから濱田さんと大喜多、亜細亜大学から弓削田氏と田中氏の4名でした。
 高麗川駅に9時15分に集合し、出発しました。大血川方面は2年ぶりだったので、林道の入り口を見過ごしてしまい、大血川渓流釣り場まで行って引き返してきました。道路脇の空き地に車を停め、着替えをしてから昼食を摂りました。
 そのあと、歩いて大血川新洞へと向かいました。林道の入り口は、あいかわらず、チェーンで閉鎖されています。林道の状況は、基本的には以前とまったく変わっていませんでした。路面には、大きな石が転がっているなどまったくメンテされていないようです。
 林道の途中から沢筋に降り、大血川新洞の洞口まで辿り着きました。ここは濡れるので後で入洞することにして、先に大血川鍾乳洞に行くことにしました。対岸(左岸)に渡り、作業道を歩いて大血川鍾乳洞へと向かいました。大血川鍾乳洞も4年ぶりだったので、ピンポイントでは辿り着けませんでした。
 洞口で記念写真を撮ったあと、入洞しました。洞内を探勝して最奥部まで行き、途中の支洞にちょっと入ってから出洞しました。大血川鍾乳洞では、ほかに特に記載するようなことはありませんでした。
 そのあと、沢沿いの作業道を通って大血川新洞の洞口まで戻りました。洞口からいきなり礫の多い洞床を匍匐前進なので、けっこうたいへんです。石柱のあるホールまで行き、先に左洞(?)を探勝し、最奥部のホールへと向かいました。このホールは入り口が非常に狭いので、体の大きい人は通り抜けるのが困難です。
 石柱のホールまで戻り、右洞(?)へ向かいました。ここも支洞から直角に曲がるルートを匍匐前進で入るので、やはりたいへんでした。さらに進んで、水流部を匍匐前進で渡り、滝のあるホールまで辿り着きました。この付近にはつらら石、ストローなどの二次生成物が多く、とても綺麗です。
 時間的な問題もあり、滝の反対側にある支洞をちょっと探勝してから、出洞しました。そのあと林道を経由し、歩いて車まで戻りました。そこで小休憩し、着替えて、秩父方面へと向かいました。
 温泉は、特に希望がなかったのでパスすることにし、夕食も途中のコンビニで弁当などを調達することにしました。コンビニを出たら、小雨が降っていました。着替えているときなどに降られなかったのは、幸いでした。高麗川駅に戻り、解散しました。
(大喜多 記)