1999年12月26日(日)、東京都西多摩郡奥多摩町倉沢にある御神仏の穴第一洞、第二洞、対岸窟、林道の穴で練習ケイビングを行いました。参加者は内山、大喜多、小山の計3人でした。
まず初めに対岸窟に行くことにしました。対岸窟に行くためには3mほどの壁を登る必要があり、あぶみを二つ設置して洞口にたどり着きました。洞口より少し進むと天井が低くなり、匍匐前進をしなければいけませんでした。さらに狭い穴を下ると下層部があり、洞窟はそこで終わっていました。
次に山を登り、御神仏の穴第一洞に行きました。洞口が非常に大きかったので、期待して入洞したのですが、直ぐに最奥部でした。洞内右壁に小さな穴があったため、入ってみましたが、こちらも直ぐに行き止まりでした。
次にとなりにある御神仏の穴第二洞に行きました。こちらも第一洞と同じく洞口は大きいのですが、延長は短い洞窟でした。しかし、水流が流れ出たあとがある狭い支洞があり、ここはディギングすれば、奥に進めるかもしれませんでした。
時間がなくなってきたので行く予定だった倉沢鹿の穴と小白竜窟は中止して山を降り、林道の穴に行きました。
林道の穴は洞口は小さかったのですが、意外と続いており、匍匐前進で進んで行くと、最奥部付近では立てる場所もありました。さらにディギングすれば、入れそうな支洞もありました。
次に、林道の穴の上にも入洞できそうな洞口があったため、ルート工作して取りついてみました。しかし、こちらは3m足らずの小穴でした。
御神仏の穴第二洞と林道の穴のディギングは今後の課題としたいです。
(小山 記)