犬涼み山洞窟巡見に参加

 1999年10月23日(土)~24日(日)に静岡県富士宮市で行われた富士火山洞窟研究会主催の犬涼み山風穴巡見に参加してきたので簡単に報告します。PCCからの参加者は小山と佐藤さんでした。
 1日目は犬涼み山風穴第1洞に行きました。この洞窟は延長192mの洞窟で洞口が7m縦穴になっています。行きは懸垂下降で入り、帰りはラダーを使いました。洞内は軽い下りで、ほとんど支洞もなく一本道でした。また、多くのコウモリが住んでいました。
 この日は、ほかの洞窟にも行く予定だったのですが、参加者が多かったため、洞窟の出入りに時間がかかり、中止になりました。
 2日目は犬涼み山風穴第5洞に行く予定でした。この洞窟は日本で最も複雑な構造をした熔岩洞で、何層構造にもなった立体迷路状で総延長800m以上あるそうです。今回は洞口を見つけるのに時間がかかりすぎたため、入洞することができませんでした。
 そのかわりに偶然見つけた洞窟に入りました。洞口は非常に狭い斜洞で、そこを滑り降りて行くと、大きな空間に出られました。そこには測量したあとがあり、近大第一洞と書かれたプレートが置かれていました。
(小山 記)