‘94ケイビングフェスティバル

 1994年8月26日(金)~29日(月)、静岡県引佐郡引佐町で開催された’94ケイビングフェスティバルに参加する。PCCからの参加者は野中、深田、山西、辻の4名。
 いろいろ不手際があったため、洞窟はぜんぜん楽しめませんでしたが、その他でいろいろ充実したものになりました。不手際と言うのは、竪穴班になっていることを知らなかったため、深田さんが装備を持ってきていなかったのです。辻君は当然竪穴は未経験、と言うことで辻君、深田さんは竪穴初心者班にはいりました。僕と野中さんはいろいろ考慮した上、レスキュー班となりました。
 竪穴班はどうだったのかよくわかりませんが、レスキュー班はとても為になりました。実際やってみると結構大変です。僕が実際にやってみたのはSRTで昇降中に動けなくなったケイバーをレスキューするという課題だったのですが、フロッグでやるといろいろ考えないと結構大変です。これを機会に今度レスキュー合宿があったら参加してみようかと思います。
 初日は竜ヶ岩洞に新しく建設された洞窟探検訓練施設でのSRTやレスキューの模範演技、消防のレスキュー隊の演技もありました。これはなかなか見物でした。高さ12m位をロープに腕だけでぶら下がって、かけ声とともに一気に登りきってしまい、場内はどよめきました。誰かが言っていたけど、肉体も重要な装備なんですね。
 結局、洞窟に入ったのは土曜日の昼休みに竜ヶ岩洞に30分入っただけでしたが、それなりに楽しめました。
 帰りは渋滞に巻き込まれて結構大変でした。浜松を出たのが19時頃、東京に着いたのが1時、電車がないので深田さんは新宿駅でお泊り、月曜日に仕事があった僕は野中さんに送ってもらって、家に着いたのは結局2時30分。野中さんほんとにありがとうございました。
 資料は大会本部から送られてくるのかどうかはっきりしなかったのですが、結局もらってこれませんでした。その他、報告書などはどこも売っていませんでした。ケイビングジャーナルだけが盛大に売りさばいていただけです。
(山西 記)