倉沢谷洞穴探索/小白竜窟探検ケイビング

1983年11月27日(日)、晴れ。東京都西多摩郡奥多摩町倉沢の小白竜窟で第4次探検ケイビングを行う。また、付近で洞窟探索も行う。参加者は芦田、廣瀬、深田、百瀬の4名。
 倉沢鍾乳洞の対岸の山で洞窟探索を行った。まず、小白竜窟まで登り、最奥部にアタックした。5m延ばすも行き先は狭くなり、入洞不能になる。将来のディギング作業に期待して、今回は断念する。いぜん奥より風が吹き出している。
 標高900m付近で洞窟探索をしながら北西方向に移動する。小白竜窟の近くで短い竪穴を確認した。さらに移動して、石灰岩壁下にクラック状の小さい洞口を発見した。しかし、入り口付近は落石が詰まっており、入洞不能だった。『RX83』の仮称をつけ、ディギング作業は次回に持ち越した。
(芦田 記)