婆々穴SRT練習

PCCではSRT訓練を目的として、2025年9月27日に静岡県富士宮市にある「婆々穴」にて活動を行った。「婆々穴」は、その穴に老婆が捨てられてしまったと言う伝説もある穴。

参加者は、今野、臼倉、大塚 、亀田 、星宮 、松尾の6名。大塚、星宮の車で近くの奇石博物館に集合し、10:30ごろ現地に到着した。洞口の周辺は夏の間に伸びたと思われる草に覆われていた。

到着後、まず今野、星宮が穴に降りるロープをセッティングし、その後に各自で洞内へ降下する練習を行った。洞内は壺状になっており、洞口は狭いが少し下降すると広い空間が広がっていた。また老婆の骨こそなかったものの、地上から落下したと思われる獣骨も見つかった。カエルも多数見られ、独自の生態系を築いていた。

軽く洞内を探索した後、地上へ上がる練習を行い、お昼休憩を取った。午後は今野、大塚 、亀田 、星宮がSRT訓練を継続した。また、臼倉、星宮 、松尾は洞窟奥の探索をしたのちにSRT訓練に合流した。洞窟奥では洞窟独自の昆虫類やコウモリのコロニーが見られた。

SRT訓練においては、

・膝をついた正座状態でハーネスを締めると適切な調整となること
・オムニに取り付ける各種器具の適切な位置
・SRTでの余計な力を消費しない登り方
・効率のいい装備切り替え手順

など基礎的な部分を指導いただいた。

出洞は16:30ごろであった。
SRTの経験が浅い者は各自、経験者の指導のもとで5往復ほど宙吊り状態でのアッセンダー/ディッセンダーの切り替えを行うなど、11月の瀧谷洞探索に向けて実に有意義なSRT訓練となった。

(松尾 記)