豆焼沢・瀧谷洞探検ケイビング

PCCでは、瀧谷洞研究のためのルート整備、ルート確認を目的として2022年10月27日に埼玉県豆焼沢にある 「瀧谷洞」にて、ケイビングを行いました。

参加メンバー 5名
L 濱田、SL内田 、SL 臼倉 、今野 、塩田

活動内容
第1洞口→三つ子池ルート確認→第1洞口

前日、23時に駐車場に到着した時の気温は2度。
6時15分 出発。
9時 入洞。
支洞に入り、狭い水溜り箇所を通過。

滝見台へSRT。50mロープを使用。手前で支点を取り、濱田がリギング。
支点の位置がかなり下になるのでアブミを付けてくれた。
(帰りの登りは支点から2段上がるので腕力に頼る箇所もある)

下の大滝ホールへSRT。濱田がリギング。岩で支点を取り、シートとローププロテクターを使用。
下の大滝を横目に絶景のSRT。

下の大滝ホール着。目の前に大迫力の下の大滝。そして三つ子池方面もMルート方面も、この辺りは二次生成物が綺麗だ。

三つ子池へ向け狭いルートへ。
一面、真っ白なムーンミルクの世界に突入。下もムーンミルクが堆積している。
長靴必須。

三つ子池へSRT。30mロープ使用。濱田がリギング。

下降中も一面、真っ白なムーンミルク。途中から狭くなる。

三つ子池に下降しても一面、真っ白なムーンミルクの世界。
そして名前の通り三つの池が並んでいる。
ムーンミルクで滑る壁をチムニーで移動しながら池の上を通過し見て行く。池まで滑り落ちそう。

1番手前の池は水面まで行ける。
ムーンミルクで水は白く濁っているので、濱田がロープで水深を測ってみると、池の手前側で約2m程と思われる?奥の水深は測っていないので分からない。

二つ目の池は水面まで深い。
小さな池が見える。

三つ目、1番奥の池はメガネの様な形で1番大きい。流れがあるようで青く透き通っている。二つ目の池よりも深そうだ。水深もかなり深そう。これは美しい。

三つ子池の三つの池は、それぞれ水面の高さが違うようだ。
水中の中は、どことどこが繋がっているのか興味深い。

ムーンミルクで皆、ケイビングスーツが真っ白になった。

帰路へ。
濱田、内田でロープ回収。
臼倉、今野、塩田は先に出洞。
13時30分 全員、出洞。

内田がABC上のロープを、ダイナミックロープからセミスタティックロープに張り替える。
河原で洗濯。
17時 下山。

注意!
豆焼沢・瀧谷洞は、一般の方の入洞が禁止されています。

(臼倉 記)