豆焼沢・瀧谷洞探検ケイビング

PCCでは、瀧谷洞研究のためのルート整備、ルート確認を目的として2022年10月11日、埼玉県豆焼沢にある 「瀧谷洞」にて、ケイビングを行いました。

活動予定
第1洞口→ホワイトホール→三つ子池ルート確認→第1洞口

参加メンバー4名
L 濱田・SL内田 ・SL 臼倉 ・白石

6時 出発
9時 入洞
濱田を先頭にホワイトホール、三つ子池に向け出発‼︎

放水路先から支洞に入り水溜りの狭い箇所を通過。
滝見台へは下降せず、穴の上部をまたぐように渡る。
岩の出っ張りと狭さからやり辛い。
ここのリギングとロープ回収は難しそうだ。

ここからホワイトホール手前までは狭いルートが続くうえ、泥だらけになる。
途中から二次生成物が綺麗だった。
ホワイトホール手前のホールに到着。
ここに来るまで、こんなに汚れた。このルートはPVCのケイビングスーツが最強だ。綿ツナギでは厳しい。

真っ白で綺麗なホール。

前回はロープを出さなかったようだが、ロープを出し下降する。

ここから狭いクラック状で、下は水が流れ、ムーンミルクが堆積している中を進む。

ホワイトホール着。
名前の通り360度どこを見ても真っ白で美しい世界だった。
床は一面、ムーンミルク。

獣骨があった。

下降した地点まで登り返し、岩で支点を取り三つ子池方面に向かって下降する。

下降すると、また狭いクラック。

こちらの床も水が流れており所々、深くムーンミルクが堆積している。長靴必須‼︎
長靴でも厳しい所は突っ張りながら移動した。

更にどんどん進む。ず〜っとムーンミルクだらけの世界。
ムーンミルクは珍しく貴重なものの様だが、瀧谷洞においては当たり前の様にある。
三つ子池方面とは反対側に行ってみると「下の大滝ホール」へ出た。

ここは以前の活動で滝見台から下降し来た所だ。
下の大滝が目の前にある。

このテラスから見て三つ子池方面と逆ルートは、二次生成物が綺麗。
こちら方面に行ってみる事にした。
チムニーで奥に行きたいが深いので念の為ロープを出す。

この先は小さな池になっている。
段差を登った先も小さな池になっている。
手前側は突っ張り、長靴ならギリギリ濡れずに渡れる深さだった。水深はその都度、変わると思われる。

その先を少し登る。

大きな鍾乳石があった。140cmくらいありそう。

その先はMルートのトラバースルートの様に、深いクラックになっている。

このクラックの先と下、三つ子池はまた行く事にし、来た道を戻る。
ホワイトホール手前のホールから戻る道は狭く迷いやすいので注意。鍾乳石を折らないルート選びをする事。
ロープ回収は濱田、内田が行い女性陣は先に出洞。
15時20分 男性陣出洞
18時30分 下山

注意!
豆焼沢・瀧谷洞は、一般の方の入洞が禁止されています。

(臼倉 記)