婆々穴・鶉穴ファンケイビング

2022年2月6日、富士山ふもとの朝霧高原近く、婆々穴と鶉穴に行ってきました。メンバーは、濱田・今野・渡邉・宮本・川崎・飯島・山田。

11時頃、婆々穴入洞。お椀をひっくり返した形で降下は非常にスリリング。17mほど垂直に降下できSRTの練習にはうってつけである。

洞内は異常に暑い。濱田曰く、以前来た時より熱いんじゃないかとのこと。
濱田「富士山でも噴火するんじゃないのー?」
冬でもかなり汗をかく洞窟である。次回行くときは服装注意。

降下後に続く横穴は一本道で、さすが溶岩洞というべく写真の通り尖ったところが多く、天井が低く匍匐するところではなかなか苦戦する。最奥までたどり着かず時間切れ、鶉穴にも時間を掛けたいため引き返した。

登りでは多少アクシデントはあったものの全員無事出動。
SRT練習でやるような、アッセンダーで登って途中でディッセンダーに付け替えて降下するという動作、普段は行わないがトラブルの時に行う可能性もあるため忘れないようにしたい。

 渡邉「アッセンダー、ディッセンダッ!!アッセンダー、ディッセンダッ!!!」

14時頃、地主さんへの挨拶を済ませ、鶉穴へ。
鶉穴は富士山が非常に良く見えるポイントにある。
内部は婆々穴とは異なり分岐が多い。溶岩の通り道が上下に交錯してできた分岐もあり見ごたえがある。

ループ構造になっているとのことで、ループした先の出入り口に戻る通路を見つけるべく複数に分かれて探索を行った。
ところどころ地面がぐちょぐちょであり、入洞前後の写真の緑ツナギのように、やんちゃするとツナギの汚れがひどくなる場合がある。
初心者向け、ファンケイビングで非常に楽しめる穴であった。

(山田 記)