1984年4月1日(日)。雪。東京都西多摩郡奥多摩町日原で第1次洞窟探索を行う。参加者は芦田、深田の2名。
日原鍾乳洞付近、とくに対岸の林道沿いには小さい洞窟が5~6か所ある。しかし、人為的に埋められたり、ゴミ捨て場になったりしている。小川谷の両岸とも上方には巨大な石灰岩壁が存在するが、下が観光地(日原鍾乳洞)のため、人がたくさんいて、落石を落とすことができないので、登ることはできない。
日原川の上流の方にも行ってみた。三又洞を過ぎ、孫惣谷出合いまで行ったが、20cmを超える積雪のため、思うように洞窟探索ができなかった。しかし、途中で2mほどの小穴を見つけた。洞内には石筍、つらら石などがあった。また、埋没洞口と思われる場所が3か所あった。
孫惣谷出合いには左岸側の岩壁下には水穴が確認できたが、水に浸からないと洞口にたどり着けないため、今回は入洞できなかった。
( 芦田 記)