豆焼沢・瀧谷洞探検ケイビング

パイオニアケイビングクラブでは、2021年6月12~13日に埼玉県秩父市の豆焼沢の瀧谷洞ケイビングを行いました。
参加者は濱田、臼倉、林田、今野、白石、山田、飯島、川崎の8名、うち3名の瀧谷洞初参加者を迎えての活動でした。
今回の目的は第三洞口発掘のためのディギング、洞内梯子の補修、ルート確認(三子池方面)、洞窟泊等です。

12日の正午に出会いの丘に集合し、装備などの確認後、いよいよ瀧谷洞へむけて出発。アプローチは、山道を歩くこと2時間ほど。途中で、滝や川をの渡渉中、何名か滑る人が出て、幸先が危ぶまれた。終盤豆焼沢の急登を登りベースキャンプ地(ABC)に到着。ここまででもうすでに汗だくである。

ABCでは、第三洞口発掘のため奥部をディギング。突破できればABCから黎明の間へ入洞できる第三洞口となる。掘っても掘っても上から石がなだれ落ちてきて、終わりが見えず今回は途中で断念。

ディギング後、ABCを出発し第二洞口から入洞。洞内へ続く梯子の改修のためアンカーを設置した。ハンマーを用いて手動で打ち込んだため、設置に50分程かかった。今野・白石はアンカリング初挑戦だったので設置場所を決める際、対象の岩は頑丈か、ロープが岩に擦れない位置か、など気を付けるポイントについて学んだ。

また、今回はホワイトホール〜滝見台〜三子池ルートを確認した。
大聖堂からMルートに向かうルートを降りすぐ左後方の穴の先がホワイトホールに繋がっていて、三子池ルートに降りられるという。

今野がまず潜って先を確認してみる。四つん這いでで水溜まりのある道を30mほど進んだ先に大きな空間の上部に繋がっている事を確認。15mほどの崖を隔てて3mほど先に横穴ルートが続いているが、フリーで渡るにはリスクがあると感じ、断念。

続いて、濱田にルート確認をしてもらうと、その先にホワイトホールがあり、下が滝見台だという。ロープと簡易ハーネスで確保をとり、その先を確認してきてもらう。

結果、ホワイトホールと思われるルート発見でき、確保したロープでSRTを行いその下の滝見台まで確認できた。今回は時間の関係上その先の三子池までは行けなかったが、バックアップまで確保できそうな箇所を確認したので、次回以降は安心して確認できそうである。

最後の行程を経て、午前4時ごろ黎明の間に到着。体力と精神力における疲労が一気に押し寄せた。黎明の間は巨大な洞窟空間で、圧巻。ABCテント泊組に別れを告げ、黎明の間泊組も宴会を行った。生きてるという実感が湧いた。洞内は滴下水が少しあり、シュラフが濡れないか心配だったが、ぐっすり眠ることが出来た。どうくつぐらしである。

(今野健人、川崎みどり、白石未希 記)