PCCでは2026年3月21日(土)に奥多摩の川乗谷で新洞「川乗谷の小熊穴」の測量と洞穴探索を行った。
参加者は芦田、臼倉、田島、川崎の4名である。
本活動は、まず今年の1月18日に大塚が見つけた「川乗谷の小熊穴」の全貌を解明し、3D測量を目的とした。川乗谷の小熊穴は大きな石灰岩の上層部に位置し、流水により侵食された、縦型のクラック状の穴である。

最初の入り口はかがめば通れるくらいだが、そこから横方向と縦方向にクラックが走っている。3D測量を統合した結果は以下。

次に、川乗谷右岸の二つの穴の掘削作業を進めた。
谷底に近いほうの穴(後に川乗谷右岸の穴第一洞と称す)を川崎が中心に、斜面の中腹の岩の隙間(後に川谷右岸の穴第二洞と称す)を臼倉が中心に掘り進めた。第一洞は、1月18日の活動(ディギング①箇所)でまだ掘れる空間があり、植物の根を引き抜きながら空間の拡張を行った。大小の岩を取り出しつつ、人が一人座って掘れるくらいの空間には広がったが、落石があった際に危険だと判断したため撤退した。
(川崎 記)
⚫「川乗谷右岸の穴第二洞」ディギング
前回の川乗谷探索で気になっていた箇所を改めて確認してみた。人が入れない小さな穴があり、近づくと少し風を感じる。先は続いている様に見える。
臼倉と田島はここをディギングしてみる事にした。

まずは作業がし易いように入口付近を掘り大量の土砂を取り除いた。掘って行くと奥にはつづら石が数本見える。小さな穴の底は残念ながら土ではなく岩になっており、仕方ないので岩の下側を掘るとキーホールパッセージの真ん中に岩の板がある様な形になった。硬いものの根気よく叩いていると少しずつ崩れていく。岩ではないようだ。
田島は途中から「川乗谷右岸の穴第一洞」のディギングの手伝いに行ったので、1人で掘り進める。
匍匐前進で進む狭い穴でなかなか苦戦したが硬いゾーンは突破できた。少し掘っては土砂を外に出しを繰り返し、3時間休みなく掘り進めた。匍匐前進箇所は体がすっぽり入るようになり、目視で先が続くのが見える。

芦田会長が来てくれたので見てもらった。岩壁からだと4mほどだろうか。目視部分を入れれば5m以上にはなる。まだ短いならがディギングの結果、穴である事が判明した。
ここを「川乗谷右岸の穴第二洞」と命名した。
まだ広がる可能性があり人数を揃えディギングをしてみる価値があるとの事。その位置からも期待したい。早くディギングの続きをやりに行きたいと思う。
(臼倉 記)