石舟沢鍾乳洞体験・練習ケイビング

●活動日

2000年3月25日(土)

●目的地

埼玉県秩父郡大滝村中津川支流石舟沢にある石舟沢鍾乳洞

●参加者(敬称略)

芦田宏一
小野学
星野誠三
内山智範
他ゲストと体験者合わせて2名

●活動内容

天気は晴れ。年度末の影響と思われる嵐のような工事の為、予定より送れて長栄橋に着いた。
この日の記録が何も残っていないので、思い出しながら書いているが、間違えているところもあるかもしれない。
芦田さんと「穴もぐらん?」の村田さん、体験者の早間さん(2回目の参加)はいつもの観光コースに行った。他のPCCメンバーは自由行動となった。星野さん、小野さんも洞内に向かったようだ。前回の体験ケイビング時に、洞内川の流出口付近で通りぬけ出来そうなところを見つけた。(ただし、水の少ない時期に限る)僕は洞内には入らずにそこをディギングする事にしていた。
10cm程突き出している母岩をハンマーで叩く。1時間程でなんとか通れるようになり第3洞口が開口した。だけど、けっこう狭い。おまけに濡れずに進むためには斜めにはしる摂理の間を20m程匍匐しなくてはならないので疲れる。我ながらあまり意味の無い第3洞口だと思う。
去年の11月に石舟沢に来た時に、新支洞に入ったが先を詰めていなかった。3m程上に登るような支洞なのだが、今にも落ちそうな石が幾つか頭上に引っかかっていたので詰めてはいなかった。一つずつはずそうとしたが、手をかけると全て同時に落ちてきた。手とヘルメットで一旦支えてから慎重に下に落とす。3m程登ってみると2方向に伸びる狭洞で終わっていた。一方は人が入るには問題外の狭さで、もう一方はディギングしながら進む事は出来るかもしれない。が、伸びそうに無いのでそこで止める事にした。(若干の風は感じた。)
この日、小野さんは早くに石舟沢を出洞し、対岸に見える幾つかの怪しい黒い影を確認しに行っていたらしい。結果は残念ながら穴では無かったらしい。
この日の帰りも武甲温泉に入った後、食事をとって解散した。

●活動報告

・この日も「白龍の滝」の水量が少なかった。洞外の沢も枯れていた。

・石舟沢の第3洞口が開口した。

・帰り時に、登山道対岸に洞口らしき影を見かけた。

(内山 記)