仏穴練習ケイビング

 2000年2月23日(水)。群馬県甘楽郡南牧村の仏穴(大倉鍾乳洞)へ練習ケイビングに行ってきた。
 900mくらいのうち、途中1か所だけ竪穴部分がある。といっても8m程のもので、初めてSRTを試したのだけど、わたしでも まあなんとか。
 その先は、あちこちつながって迷路状になっている。天上高は匍匐サイズで、面積が広~い部屋があり、そこに鍾乳石が集中。が、よく見ると折れたものがごろごろと、象の足40cm分くらいのも、ぼとりと落ちている。
 全体の半分は非常に乾燥し、バンダナでマスクしてないと辛いほど。もれなく叩けばホコリの出る身になれる。
 たまたま日程が合い、「ひねもす探検隊」御一行といっしょに。不思議なことに、平日だというのに、あちらは総勢14~5人。しかも、ものすごく若い女の子が大半を占めている。いったい、なぜ? どこから? と一瞬目を疑う。その群れの脇にひとり、妙に格好いい男が立っていて、それが隊長だった。洞内では、まったく別行動。出洞後、焚火で煮たカレーをご馳走してくれた。
(佐藤 記)