二子山第2次洞窟探索

 1985年11月17日(日)。晴れ。埼玉県秩父郡小鹿野町の二子山で第2次洞窟探索を行う。参加者は芦田、廣瀬、深田の3名。
 今回の第1目標は、二子山第1次洞窟探索で発見した天風洞の最上層奥部の天井穴を調査することであった。
 この日、天風洞の洞口からは、あまり風が吹き出していなかった。深田会員が決死の覚悟で、天井穴にアタックした──足を滑らせれば、地上約20mのオーバーハング状の断崖絶壁に、下に向かって開口している第二洞口から飛び出してしまう──結局、その穴は上に約5m、そして、横に約5mで終わっていた。
 なお、天風洞の上方で、約20mの新洞を発見したが、時間がなくなり、詳しい調査はできなかった。
(深田 記)